脳卒中して片麻痺になる仕組み、脳卒中患者が超簡単に説明
どうも。片麻痺webデザイナーのひですけです。
今日は午前中、リハビリの後に
嵐山方面に用事があり、ついでに写真を撮ってきました。
前回いった時よりもずいぶんと紅葉も進んでいましたが、
それに比例して観光客も増えていました。
京都も秋の観光シーズン本番ですね。
さて、今日の本題ですが
このサイトで既に何度かお伝えしている通り、
私が脳卒中になったのは2021年の年末なので
ちょうど11カ月といったところです。
正確には右被殻の脳出血という診断ですが、
片麻痺の当事者として、片麻痺について
当事者の目線で超簡単にお伝えしようと思います。
脳卒中を発症してから色々と勉強もさせて頂いたので
医師や治療家目線とはまた違った着眼点で
お伝えできればと思います。
それでは今日もよろしくお願いいたします。
片麻痺になる仕組みを超簡単に解説
イラストにするとにするとこんな感じ。
① 脳の信号は左右逆になり伝わります。
② 信号の伝達経路に脳の損傷があると
(上の図では赤丸で表示)
脳信号にバグが混ざり痺れとして感じます。
厳密にいえばフィードバックがどうとか
あるんでしょうが、その点については
ややこしいので省きますね。
片麻痺に対するリハビリの意味。脳神経の再建って何?
じゃあリハビリはなんでするの?
という話なのですが
簡単に言うなら、脳神経は賢くて、
バグったところを迂回して正常な脳細胞上に
新たな神経回路を作ろうとします。
ただ、それには長いこと時間がかかるので
しんどくて痛いけど、同じ動作を繰り返し
リハビリがんばりましょうね!って話です。
また、痙縮(けいしゅく)と呼ばれる脳神経の
バグ信号の影響で体の状態が悪くなります。
リハビリは回復だけではなく、体の維持にも
必要だと覚えておいてください。
痙縮の代表的な症状、内反足の記事も
ありますので参考までに貼っておきます。
片麻痺で脳細胞が再建する時間
神経が再建する時間はその人の状態によって
変わりますので何とも言えません。
3年で治る場合もあれば、
5年かかるかもしれません。
・
ただ、確実にいえるのは、
脳卒中になって動かなかった足が動くのも
神経が再建された証拠です。
徐々に筋力を取り持としていくように
徐々にできることも増えるように
痺れもなくなっていくんじゃないかと
個人的には体感値として感じています。
経験者の皆さんの話にもいつの間にか
気にならなくなったという話も聞きますし。
・
ちなみに私も入院しているときは
良くコケましたし、歩くのにも膝が
ガクガクしてなかなか安定しませんでしたが、
徐々に回復していき、
今では杖なしで数百mは歩けるようになりました。
・
脳卒中なんてなりたくてなったわけではありませんが、
煙草に肥満、高血圧に運動嫌いと
四暗刻揃ってましたので文句も言えません。
まぁ、なってしまったものは仕方ないので、
日々回復していくのを楽しみに
気長にやっていくしかありません。
脳卒中 片麻痺は後遺症との戦い
脳卒中はまだ完治しない病気です。
脳の損傷した細胞を回復させる薬はできたものの
まだもう少し実用段階にはかかりそうです。
それまではしっかりリハビリしないと
どんどん筋力が衰えて肩をはじめとした様々な部位に
不具合を発生させます。
酷くなると、筋肉が癒着し貼りついて
寝られないほど痛くなるので
リハビリは続けたほうが良いと思います。
(経験者)
・
ところで、みなさんは手塚治虫の
「どろろ」という話を知っていますか?
ロクでもない親に鬼神に手足や目を
引き換えにされた子は、手足や内臓もなく
生まれ、親に捨てられた子が、
仏師に拾われ、かりそめの木の体で
鬼神と戦い、自分の体と人生を取り戻す話です。
ちょっとグロい描写はありますが、
徐々に感覚と取り戻すあたりが
脳祖中患者と通ずるところがあるように感じました。
それはそうと、ここでめっちゃ重要なことは・・・
Twitterのフォローもよろしくですww
なに、宣伝しとんねんww
ということで今日のところはこのへんで(笑)
他の記事も読んでくれると嬉しいです。
それでは、また次の記事も会いましょう。
みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)