脳卒中した方のご家族や職場の人に読んでほしい本

脳卒中で五十肩と亜脱臼はなぜ起こるのか?仕組みと対策。脳卒中患者の体験から考える。

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脳卒中での亜脱臼はなぜ起こるのか?

どうも。ひですけです。

毎日、寒いですね。

日本上空にはマイナス46度の寒波が来るそうで、

また九州の北部にも雪の予報だそうです。

該当する地域の方はご注意を。

昨日は寒さで脳卒中を引き起こす、

「ヒートショック」について書きましたが、

今日は寒さで肩の痛みがひどいので、

今日は五十肩と亜脱臼について少し書いてみたいと思います。


私自身も亜脱臼までいかずに済みましたが、

その一歩手前の腱板損傷まで行ったので、

他人ごとではありません。

リハビリさぼるとまたなる可能性もありますから。

亜脱臼とは、脳卒中(脳出血や脳梗塞)によって、

肩甲骨周りの筋肉(特に回旋筋腱板)が

弱ってしまい、腕の重さに耐えられなくなり、

激しい痛みを伴い、肩が動かなくなってしまう

症状
です。

実際には抜けていないのですが、脱臼のような

状態になることから「亜脱臼」と呼ばれています。

そうなってしまうとするにしても痛いので、

三角巾やベルトをして肩を押さえておかねば

ならなくなります。


腕は動かなくなるし、何をするにも痛いしで

踏んだり蹴ったりです。


回旋筋腱板というのは、ローテカフともいいますが、

肩や腕を旋回する時、捻る時に使う筋肉で、具体的には

「棘上」、「棘下」、「小円」、「肩甲下

の4つになり、下図の通りとなります。

画像引用元

私は肩甲下筋を損傷したので、痛み止めが切れると

肩の前がズキズキと痛みます。

脳卒中後の五十肩と亜脱臼は無関係ではない。

この記事でも書きましたが、困ったことがあって、

この筋肉が弱ってくると周囲の筋肉に無理をさせて

周囲の三角筋や上腕二頭筋がパンパンに張って

今度は肩の正常な動きが痛くてできなくなります。


夜寝れないくらいめちゃくちゃ痛み、

炎症がおきて筋肉どうしが癒着してしまい

剝がれなくなったのだそうです。

結局、数カ月苦しんで療法士の勧めで

整形外科でステロイド注射を打って、

OT(作業療法士)さんに筋肉を解す施術を

一度してもらいました。

それからはなるべく肩甲骨周りを動かすように

して解すように心がけています。

ひですけ
ひですけ

夜も寝れないし、痛くて涙出るし、
四六時中痛くて鬱っぽくなった。

( ノД`)シクシク…
その期間はサイト更新もあんまり出来なかったよ。。。

うさきち
うさきち

長期の痛みとか苦しみはそれだけで
メンタル病むで!!

脳卒中してから五十肩になったというのは

ほどんどがこのパターンだと思っていますが、

さらに症状が進んで、

腕の重さに耐えたれなくなったら「亜脱臼」です。



そして一度、亜脱臼になっていまうと自力で治すのは

困難なので、自費リハビリテーションセンターなどに

通ってトレーニングしなければならなくなるそうです

亜脱臼になる前に自宅でできるトレーニング

亜脱臼にならないまでも、五十肩状態になったら危険信号です。

そうなる前にトレーニングはしたほうがより

良い人生を過ごせると思います。

私はNOBU先生のセルフストレッチを

リハビリの時間以外にも原稿書いた合間とか

ちょいちょいやるようにしていますが、

これをやるだけでも効果はあるので、

いいと思いますよ。

脳卒中の筋トレは負荷を掛けてトレーニングするよりも

動かして神経を働かせ働かせることが優先なので、

そんなに高負荷は必要ないです。

痙縮によって固くなっていく筋肉を自分の意志で

動かして伸ばしてあげるだけ。

NOBU先生の言う『ズボラ筋』がどんどん

弱っていくのだからそれを動かせばOKです。

うさきち
うさきち

ひですけ、すっかりNOBU先生の
回し者みたいやなw

ひですけ
ひですけ

違う違う。一円たりとももらってないよw
純粋に自分もやってよかったからおススメしてるだけw

ひですけ
ひですけ

あとは、自分も肩痛くてしばらく悩んだからね。
少しでもお役に立てればと思っただけよ。

この体操も最初は痛いと思うけど、2ヶ月ほどで

よくなると思うから、焦らずやるのがポイントよね。
俺もようやく左腕も背中の後ろに回して上げれるように

なってきた♪

うさきち
うさきち

おぉ!ひとりで背中拭けるのももう一息やんw

ひですけ
ひですけ

がんばるわーw
あとは動画の後にこのゴムバンドもって

胸の前で引っ張る体操もしてるでぇ。

10回セットほど。

脳卒中は筋肉が弱っていく病気。
退院はおしまいではなく、
長い闘病生活の始まり。
 
 

今日のところはこのへんで。
また次回の記事でお会いしましょう。

みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)

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