脳卒中になったけど塩分を減らすのは意外と難しい。
どうも、ひですけです。
皆さんは塩分管理うまくいってますか?
家にいても食事作るのが面倒な時とかあって、インスタント食品を食べることがありますが、そこで気になるのが塩分。
さすがにインスタントラーメンの汁までは飲みませんが、過剰に塩分はダメ!!と言われて息苦しい生活をしていませんか?
先日も久しぶりに天下一品に行ったのですが、さすがにスープは飲むのは止めました・・・
( ノД`)シクシク…
以前、血圧の上がるカリウム量の問題だと以前の記事でも書きましたが、あまり過信するのも危険です。
カリウムが思ったよりも足りていることは少ないからです。
人体に必要なミネラルの一種で、成人の体内には約120gから200gが含まれています。遊離イオンやリン酸塩、たんぱく質との結合体としてそのほとんどが細胞内にありますが、ごく一部は血液やリンパなどの体液(細胞外液)や骨にも含まれています。
カリウムは、細胞内液の浸透圧を調節して一定に保つ働きがあります。また、神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たしています。ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。一方、不足するとこれらの働きに影響することはもちろん、脱力感・食欲不振・筋無力症・精神障害・不整脈などの症状がみられることがあります。なお、大量に摂取した場合でも体内の調節機構が働くので、通常、カリウムが過剰になることはまれであると言われています。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の予防を目的とした成人1人1日当たりのカリウム摂取の目標量を、男性3,000mg以上、女性2,600mg以上としています。また、2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、男女とも3,510mg/日を推奨しています。
そこで今日はちょっと塩分を取りすぎて「やらかした」かな?
と思う時に、体外に塩分を出してくれるカリウムたっぷりの食品をご紹介させていただきます。
それでは今日もよろしくお願いします。
塩分を体外に出してくれる食品① 『あおさ』
あおさのカリウム量
あおさにはミネラルもマグネシウムも豊富に含まれていて、高血圧の特効薬です。
マグネシウムもカリウム同様に血圧を調整してくれるミネラルですが他にも400近い調節機能を担っているので、カリウム同様なくてはならないものです。
100gあたりのカリウム量3200mg、マグネット量3200mgも含有しているので血圧調節には良い食材です。
あおさの食べ方
我が家でもみそ汁にかきたま汁、中華スープと様々なスープに入れて食べれるので重宝しています。
スーパーだと3gとかで700円くらいして割高な感じもしますがAmazonとかだと生産者直で1000円くらいで買えるので、気軽に試せるのがいいところです。
ただ、できればまとめて買うのではなく、小分け袋に入っているものをお勧めします。
理由はお店でもやってるなら別ですが、家庭では全部使い切る前にカビますw
あかんやんww
塩分を体外に出してくれる食品② 『昆布』
昆布のカリウム量
昆布のカリウム量はトップクラス。カリウム量は100gあたりで乾燥昆布で6100㎎も入っています。
成人男性のカリウム接種目標は3000㎎なので十分に充足しています。
昆布の食べ方
昆布の食べ方はいうまでもなく「だし」をとったり煮だした後のものを刻んで佃煮にしたりといまさら言うこともないのですが、佃煮は塩分量が多いのでさすがに注意が必要かもしれません。
乾燥昆布をそのまま食べることはないでしょうし、また、カリウムは水溶性なので煮炊きすれば水に溶け出します。
我が家では乾燥昆布の切れ端を入れて炊飯していますがこうすれば自然に煮だしたカリウムもご飯と共に摂取できますし、煮だした後の昆布は私が食べていますので、カリウムを効率よく摂取できるのではないでしょうか。
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ご飯炊くのめんどいっていう人もいますが、最近、我が家では電子レンジで炊いてるので一合炊きで7分。
あっという間に炊き上がります!2合までしか炊けませんが、便利ですよw
おしゃぶり昆布はカリウムもトップクラスに入っていますし、不溶性食物繊維も豊富なので血圧対策にとても良いですよw
塩分を体外に出してくれる食品③ 『バナナ』
バナナのカリウム量
言わずと知れたパーフェクトフードのバナナですが、カリウムの含有量は一本当たり350~400㎎(100gあたり220mg)と意外と少なくバナナだけだと8~10本ほど食べないと目標値に届きません。
朝食やおやつに食べるのがちょうどいいですが、幸せホルモンであるセロトニンの材料である「トリプトファン」を多く含んでいるので、むしろ、そんなにバナナ食べれませんので、カリウム目的というよりは「トリプトファン」目的でもいいと思います。
脳卒中患者の4割は【うつ病】になりがちなので、体調は良くなればストレス耐性も強くなりますし、ストレスを感じるとコルチゾールという物質がでて血圧が上がりますので、塩分とは違う視点でも血圧対策になります。
バナナ豆乳は大豆たんぱく質も取れて優秀やでぇ
ところで、バナナについての余談ですがオーガニックのバナナを見分けるには、どうすればいいか知っていますか?
全てのバナナなどの青果にはその果物の素性を示すラベルが貼ってあります。
【フルーツラベル】を呼ぶそうですが、オーガニックで始まるものは4ケタで9から始まるものらしいです。
一方、多くのものは3ケタで3か4から始まるもので農薬を使っているものという表記なんだとか。
ラベルの貼ってないものは素性がわからないものが多いので購入の際は参考にしてみてはいかがでしょうか?
入れるものより出すほうが大事。
なんでこんな話をしたかというと、現代においてはお金持ちならいざ知らず、庶民がオーガニックの無農薬だけ食べ続けるのは難しいのだと思います。
というのも、食べる(入れる)もの以上に体の解毒作用やデトックス(体外に排出)に力を入れるべきだと私は考えています。
塩分もそうですが、ストレスもそうですが、血圧の元凶は塩分以前に色々あります。
しっかり腸活していかねばなぁ・・・と思っています。
それでは今日はこのへんで。
また次回の記事でお会いしましょう。
みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)