脳卒中した方のご家族や職場の人に読んでほしい本

【脳卒中リハビリ日記】3/9は病院リハビリ。理学療法士、作業療法士からのアドバイスまとめ

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脳卒中より退院して二週間。

ずいぶん家の生活にも慣れてきた。

ただ、前回の記事にも書いた通り、寒いと神経に激痛が走るのは変わらないので、一日中、コタツで過ごすことが多くなった。

今もコタツでノートPC使って書いているが、二階のデスクトップ使うよりもどうしても手軽さを優先してしまう。

今日は病院での外来リハビリだったので、その内容を書いておこうと思う。

退院してから続けているのは

  • 家内と毎日散歩(400m~800m程度)
  • 椅子の足上げ

理学療法士のアドバイス

ただ、どうしてもストレッチ系と筋力アップが足りていない気がするので、今日の病院でのリハビリで各療法士さんに相談してみたところ、メニューを作ってくれた。

足の筋力アップには、椅子の立ち座りをゆっくりと。

平たく言えば、安全なスクワット。

たちあがる筋力はもちろん。なるべくドスンと座らずにゆっくり座ることで「もも裏」の筋肉を鍛える効果をアップすることで、足全体を上げる筋肉を強化できる。

つま先を上げるには、腰かけた状態か、膝裏を伸ばす運動。

椅子に腰かけた状態から、膝裏の筋をピーンと伸ばせる程度につま先を持ち上げてみよう。

膝裏の筋を伸ばせるようにしておかないと、つま先が上がりにくくなってしまうので、なるべく筋を伸ばして痛気持ちいい程度にのばしてみよう。

楽勝なようならウェイトゴムバンドなどで負荷を掛けるのも効果的。

歩いているときにつま先をずってしまう、蹴躓いてしまう人には特におススメな運動。

足の感覚が鈍いなら、足裏からの刺激を入れよう

これは私もそうなのだが、左に麻痺が残った場合、どうしても右足に頼りがちで左に重心が掛けなくなりがちで左右のバランスが右に寄ってしまう。

そうなることでさらに使うことをおろそかにしがちで、さらに刺激がいかなくなり、マヒした側がどんどん細くなってしまうという悪循環にはまってしまう。

なので、本来は右以上に刺激を入れる必要があるとのこと。

手に関しては後述する作業療法士のアドバイスを読んでほしいのだが、足の場合は刺激といっても効果的で安全にできる運動が歩く以外にあまりないと思いがちだが、青竹踏みの要領でこういうのをつかってみてはどうだろうかとのこと。

こういうツボ指圧板を使いながら足面からも刺激を入れつつ普段の運動をするのは、効率的だと思う。

脳卒中は体を動かす神経が出血や梗塞により焼き切れて、回路が損傷する病気なので、運動による刺激やCDB等を使って切れた脳神経を再接続するのが効果的だ。

作業療法士のアドバイス

私の場合、足は痛いのだが、それ以上に手のしびれが深刻だ。

どれくらいの痛みか例えるなら、よく一般的に売られてる低周波治療器を『強』であててるくらいしびれて痛い。

弱くても『弱』くらいのしびれは24時間あるのだが、それが時として『強』になるから厄介だ。

そうなると握力もほとんどなくなるし、何より痛くて何もしたくなくなるので、ロキソニンなどで強すぎる痛みを弱くしている対処療法をしている。

足の痛みは痛くても力が抜けるほどではないので、ある意味では、足の痛みより厄介だ。

手の運動。キホンカラ応用まで。

指を一本ずまげのばし。

指を一本ずつ追って数えてみよう。

手のジャンケン

グーチョキパーとできますか?

人差し指~小指、第二関節で曲げ伸ばし

指がお辞儀してるようにできますか?

指の間を開いたり閉じたり

手を開いたまま、指を閉じたり開いたり

親指にタッチ

親指を小指から順番に各指先にタッチしましょう。

お手玉を2個持ち、手の中で左右に回す。

マヒした側の手に小ぶりのお手玉やボールを持ち左右に回す。

硬いものよりふわふわした形の不安定なお手玉が効果的だそうですよ。

握力と肩甲骨周りのトレーニングはゴムバンドを両手で持って伸ばす

両手でゴムバンドを持ち引っ張り合い。握力と同時に肩甲骨まわりの筋力アップや安定にも効果あり。

ただし、いきなり離すと危ないので注意。エキスパンダーでも可。

硬式テニスボール

私の先輩は公式のテニスボールをニギニギしてたそうで。私もそれ聞いて入院中はよく動画見ながらニギニギしていたが、効果は結構あったと思う。

みなさんは、どんなリハビリしてますか?

良ければ、下記のフォーラムで教えてね。
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