脳卒中した方のご家族や職場の人に読んでほしい本

脳卒中の後遺症 構音障害と失語症の違い。タイプ別失語症。脳卒中患者は説明。

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同じ脳卒中でも症状が違う。症状が違えば「困った」や「悲しさ」も違いがある。

どうも。こんにちは。ひですけです。

昨日は嚥下障害と構音障害について

書いてみましたが、

今日は失語症について書いてみようと思います。

といいましても、私の失語症のレベルは、

伝えたいことがあるにもかかわらず、

何だったか思い出せずに言葉にならない程度なのですが、

すっぽりと穴が開いたように思い出せません

一見すると『物忘れじゃね?』という感じで

済ませたくなるのようなものですし、

もっとひどい皆さんからすると

「その程度で失語症とかいうな!」と

怒られるかもしれませんが、

どうやらこれも失語症のようです。

構音障害と失語症の違い

構音障害にしても失語症にしても

うまく話せないということについては

結果的には同じ(似てる)のですが、

構音障害は音を作る筋肉がうまく使えなくなる問題で、

失語症は高次脳機能障害のひとつで記憶やり回に由来します。

まぁ、筋肉の障害もその大元は脳から来てるのですが・・・。

両社の違いは経路の違いだと覚えておくとよいかもしれません。

失語症の種類

失語症は大きく3つの分類に分かれるようですが、

これは私の個人的感想ですが、混合タイプもある気がします。

私も時折、読んだ文章が理解できなくなる時あります。

それはどんなに簡単な文章でもです。

ですので、この記事も定期的に

おかしなところがないか読み返して、

修正することもしばしばです。

ブローカ失語

思考を言葉に変える神経の部分が損傷していると、

話の内容は理解できても思考をうまく

言葉にできなくなる。これがブローカ失語です。

話をする際にたどたどしくなったり、

うまく言葉にできない特徴があります。

「りんご」を「りごん」、

「みかん」を「みたん」と

言ってしまうケースもブローカ失語に入ります。

ウェルニッケ失語

一方、自分から話すことはできるものの、

相手の言葉をうまく理解できず、

支離滅裂なないようを話してしまうというのが

ウェルニッケ失語の特徴です。

話し方は流暢で一見正常に見えますが、

意味不明なことを口走ったりしていまうタイプで、

自分の言いたいことをうまく伝えられず、

ストレスをためてしまうケースもあります。

全失語

「聞く」、「話す」、「書く」、「読む」の

全てが障害された状態で、話し手も聞き手側も

しんどい状態です。

私が入院してた時も全失語の患者さんが

おられましたが、いいたいことが

うまく伝わらず、かんしゃくを起こして

療法士さんの腕に嚙みついて、

血まみれ事件を起こしている人がおられましたが、

強いストレスたまりそうです。

脳細胞を生き返す薬。

下記の記事にも書きましたが、

死んだ脳細胞を治す薬が開発されていますが、

早く実用化されることを望みます。

失語症で困ること。

私の場合は、言いたいことが言えないのも困るのですが、

チャットで話しているときに『なんやったっけ・・・?』

と凍り付いている時間が困りますね・・・。

また、私は左利きで左麻痺なので、

紙にうまく字が書けず、

実はそれが地味にストレスになっています。

まぁ、最近はスマホやPCばかり使うのでそんなに

気にはなりませんが、不意に書いてと言われると

ほんと困りますね。

失語症がらみの困りごと教えてください。

みなさんはどんなことでお困りですか?

失語症で困ったエピソードなどFacebookや

Twitterなどで教えてください。

また、改めて記事にしたいと思います。

もちろん、個人名は非公開にしますので、

安心して書いてくださいね。

DMでも結構です。

どうぞよろしくお願いします。

それでは今日はこのへんで。

また次回の記事でお会いしましょう。

みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)

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