脳卒中から退院して一週間目で感じたこと
こんにちは。ひですけです。
2月23日に退院してちょうど一週間ほどたったのですが、今日は良かったこと悪かったことをまとめていきたいと思います。
おすすめのリハビリ法やしびれがキツイ時の対応方法も書いておきますね。
それでは今日もよろしくです。
脳卒中は筋肉ではなく神経が死ぬ病気
まず改めて感じるのは、脳卒中、脳梗塞や脳出血は血管や筋肉がやられてしまうイメージが強いようだが、実際にやられてしまうのは「神経」だということ。
脳内の欠陥にできた血栓や出血によって酸素や栄養素が脳に行きわたらず、脳細胞(脳神経)が死んでしまう病気なのだ。
神経を電気回路とするのであれば、ショートして焼けきれた状態なのではないかなと考えている。
なので、数分前に何も不自由なく動いていた手足などが、発症と同時に機能停止したように動かなくなってしまうのだ。
そして電気信号が途絶した筋肉はその瞬間から痩せていき筋力低下を招いてしまい、その際にしびれや神経の尽痛なども引き起こされてしまう。
脳卒中して、退院したけど困ったこと
1.唇が超敏感肌になっていた!
入院時は基本的に少し冷めて食べごろの温度の食事を提供されていたのでわからなかったが、退院すると食べ物が出来立てでいただくことが増える。
そうなって初めて気が付いたのが、唇が超敏感肌になっていたということ。
正確に書けば、マヒした側の唇限定なのだが、温度に対してめっぽう弱くなったことだ。
例えるなら某映画のファ〇ルっていう某殺し屋さんと同じくらいの猫舌・・・ならぬ猫唇かよ!ってくらい、熱いのにも冷たいものにも弱くなっていた。
出来たてのラーメン食っても、アイス食っても一口ごとにイチイチにビックリしなければならない。
実際、温度差でショックくるよ?ってわかっていてもどうしても抗えないのだ・・・これを読んでる人は何を大げさなっておもうかもしれないが、マジでわかっていても不可避。
まるで、ニキビつぶした後に触ると痛いのがわかっていても触ってしまうくらいの衝撃を毎回味わわなくてはならない。
おかげで出来たてのアチアチ料理も冷え冷えのアイスも食べられなくなってしまった・・・|||orz
これは人生にとっての損失としてはかなり大きいと言えるのではないだろうか?
2.冷えると痛い
次に病院を出て思ったのは、寒いということだ。
病院内は寝間着一枚でも寒くないほど暖かい。職員もTシャツ姿で勤務する人も多いくらい温度管理がされているが、世間はまだ2月。真冬のど真ん中なのだから寒くて当たり前だ。
そして、困ったことに寒くて手足が冷えると、しびれがきつくなり左の足も手も痛くなる。
この状態を敢えて形容をするならば、電気を流され(しびれ)て、火で炙られ焼かれるように痛みだ。
なので、私も家ではすっかりコタツから出れれない。コタツで温めている間はそうでもないが、冷えるとジンジンと痛い。
3.天気悪いと痛い
あとは、天気などの影響ももろに受けるようで、雨が降ったりしても上記のように痛むので、雨降りや気圧の変化にも弱くなった。
目眩の時は自律神経壊れ気味でそうだったが、すっかり気圧脆弱民である・・・。
ほんと、これ着とこうかなと(笑)
4.同じ姿勢のままでいると筋が固くなって痛い
これは寝ていても座っていても同じなのだが、同じ姿勢のままいると膝関節が痛くなるので、定期的に足を組み替えたり、伸ばしたりしてやらなければならなくなった。
またそうしてやらなければ、筋がどんどん固くなって伸ばしにくくなり、余計に体が硬くなってしまうので、毎日、体をほぐすストレッチも重要だと思うようになってきた。
これは脳卒中の痙縮で痙縮(けいしゅく)というものの症状だが、痛くてもストレッチなどのリハビリしてやらなければ、悪化してしまうので無理のない範囲で伸ばしてやろう。
痛みとの戦い方
ロキソニン
入院時よりあまりにも痛いときに飲んでるのはロキソニンだ。
しびれの症状はよくならないが、痛みは引いてくれるので病棟にいたときはこればかり飲んでいた。
ちなみに【リリカ】という薬もあるとのことだが、ふらつきなどの副作用も強く、リリカを飲むと運転してはいけないというものらしい。私も倒れてからは運転していないが、将来的には車の運転を復活させたいので、主治医からはあまりおすすめしないと言われた。
CBDオイル
こちらは、日本ではあまりしられていませんが、いうてしまえば医療用の大麻製剤。
欧米ではがんやリウマチの鎮痛薬として「サティベックス」というものが有名ですが、その中にTHCという物質がハイになったりなどで日本では違法扱いでストップがかかっている代物。
CBDは大麻製剤の中でもTHCが含まれていないもので、日本国内でも伊勢丹などの百貨店や専門店、Amazonや楽天すでに流通されている。
使い方はオイルを舌の裏に数適落とすか、リキッドタイプなら別途べイプ本体が費用になりますが、タバコ感覚で吸えるのが(元)喫煙者にとってはうれしいところ。
CBDはリラックス効果や鎮痛作用にも使われており、私はネイチャーカンのべイプタイプのものを愛用しているが、痛いときやPC作業で疲れた時に重宝している。
神経疲れて参ってる人や、ストレスで自律神経乱れた人にもおすすめだ。
二カ月以上の入院生活でもうタバコは吸いたいともおもわないが、ダメだと言われると余計に気になってしまうし、休憩の時に手持無沙汰だったりするので、こうして今までの習慣を無理に止めたりするにではなく、置き換えて無害化できるのは気持ち的にも楽だと思う。
CBD製品はグミやチョコ、その他は化粧品などに配合されてたりするので、自分のスタイルに合わせてみるのもよいのではないかと思う。

痛いと何もやる気が起きないので痛みを取ることが一番
変に我慢しても、苦しんでも、楽しても一時間は一時間だし、一日は一日。
とりあえず、寒かろうと、天気悪かろうと痛いと何にもやる気が起きないので、脳卒中してもしなくても、変に我慢しないでまずは動けるように、自分の機嫌を取ることかなと。
やって良かったリハビリ
ビートセイバー

こちらはメタバースで注目されているMeta社のOculus Quest2のソフトで、ただ曲に合わせて流れてくるキューブを同じ色のサーベルでぶった切っていくだけのゲーム。
こちらはYoutubeで見つけた超エキスパートの動画ですが、シンプルなだけにムズイ。
もちろんこんなに難しくない難易度で遊べばもっと簡単です。
片麻痺の動かない体を動かすにも、音楽にノッて体を合わせるのは、本当にいいリハビリになるし、 汗だくになって楽しんでできるのがいいところ。
大人も子供もジジもババも家族で遊べるのがいいところ。
それに何より、これから生きてくうえでDX(デジタルトランスフォーメーション)をすっ飛ばした未来にあるVX(ヴァーチャルトランスフォーメーション)体験しておくのは、この先必ずいい体験になると思う。
将来はこれかぶって仕事したり、VR内のスーパーに買い物したりする世の中になるだろうし、何よりパソコン使えなくても使えるのがすごいよなと。
百聞は一見に如かず。本当にリハビリとしても運動不足解消にも映画見るにもVRはおすすめかなと。
まとめ
なんせ寒い時期は動けないし、動きにくい。
でも動かなければ動かないでいると、それも痛くなるから厄介だ。
せめて自分で機嫌を取って、動きやすくしていくのが吉かなと。
また何か気づいたことがあれば書いていきたいと思っていますが今日のところはこのあたりで。
みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)