脳卒中(脳出血)になって丸3年が経ちました。
こんにちは。管理人のひですけです。
早いもので2024年も最終日。大晦日となったわけですが。
一年経つのが早いww
さて、今回はこの12月22日で脳出血で入院して丸3年が経ったので、3年経って体調や生活はどうなっているのかという記事を書いていこうと思います。
まず最初に言っておかなければならないのは、3年経ったらずいぶん機能回復してて驚いています。
しんどくても頑張ってリハビリがんがってよかったなぁ・・・って思っていますので、脳卒中したてでリハビリに泣けそうな人の一助になればと思います。
ただ、脳卒中は障害された場所によって症状はそれそれなので、3年経っても私よりも軽い人もいれば、ずっと重い人もいるので、あくまで参考程度にお読みいただければと思います。
脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)の症状はみんな同じではないんやでぇ
体調はどんな感じ?
やはり、3年経って一番違うのは、筋力ですね。
発症当時は8kgしかなかった握力も30kg前後まで回復しました。
上腕も背中に腕を回せるようになりましたし、バンザイもできています。
バンザイ出来たら障害年金不支給とか基準おかしくね・・・?
足も杖なしで歩けていますが、私の場合は腕よりも足の筋力低下が酷かったので、途中で休みながらであれば、2kmくらいなら歩けるようにはなりました。
退院した頃は1km歩くのがやっとでしたので、そう考えても倍以上には増えています。
もし手足が動かないならiVIS(アイビス)治療うけると損傷した回路が繋がりやすくなると思うで。
寒かったり、気圧低かったり、雨降ったりすると力が抜ける
とはいえ、あくまで調子がいい時の話なので、雨降ったり気圧や気温の変化で、一気にパフォーマンスはめちゃくちゃ悪くなります。
手足は痺れて力が入らなくなりますし、私は左利きなのですが、左利きの左麻痺なので、調子悪いと左手の握力が弱くなるので、キーボード打つのもミスが多くなるので、酷い時は右手だけで打つ感じです。
食事するのも、箸で掴む力が弱くなり、箸持つのがやっとなので、そういう時は無理せずスプーンで食べるようにしています。
今は文字書くのはスマホやPCの入力が多いのでそんなに不便していませんが、それでも役所や銀行で紙に書けと言われると途端にダメになります。
それでも練習して名前と住所くらいはまだ書けるようになりましたが、調子悪い時は筆圧が出なく、ナメクジの這った後のような筆跡になります・・・。
こちらはまだまだかかりそうな感じですね。
リハビリはどうしている?
リハビリは週一で病院でのOTさんのマッサージ兼指導と
家では・・・
➀寝転がりながら両ひざ立てて倒す腹斜筋ストレッチ
➁仰向けお尻上げ(腸腰筋のトレーニング)
➂仰向けで肩足を踏み込み(ふくろはぎと前脛)
④座りながら肩を後ろに引く(菱形筋ストレッチ)
⑤親指と人差し指でOKして手首曲げるストレッチ
⑥親指と薬指でOKして手首曲げるストレッチ
あとは仕事(WebデザインやWeb制作)と夕飯の買い出しと料理をしています。
料理はなるべく『塩分』を体外に出せるようになるべくインスタント食品は使わず、なるべく手作りしています。
手のリハビリになりますし、何より安くてうまいです。
まぁ、それでもしんどい時は無理せずインスタントやレトルト使いますけどねw
塩分はめちゃくちゃ制限していませんけど、なるべく排塩を意識して料理しています。
まぁ出来る範囲でやっています。
仕事はどうしてるの?
仕事は先ほどもちょっと書きましたけど、今は自宅でフリーランスとして【売れるホームページ】を作るWeb制作会社をやっています。
基本は知人からの紹介やホームページで無料診断やお問合せ頂いたお客様に対してメールをやチャットツールを使いお客さんと打ち合わせしながら設計と実装をやっています。
私の場合はまだ足に不安があるので車でいける場所ならいざしらず、公共交通機関では怖いですからね・・・。
基本はフルリモートでやってます。
あとは簡単な家事と、週に一度、実家の母親の買い物の付き添いしています。
まぁこちらも無理なくできる範囲でやっています。(つか、それしかできないしw)
高次脳機能障害について
私は高次脳機能障害との診断は受けてはいないのですが、それでも視覚的に上のほうが認識でない時はあったり、同時に2つのことをできなくなったり、最近では少なくなりましたが思ったことが言葉として出ない時なども結構あったりもしたので、診断まではいかなくても脳にダメージ受けたのですから、少なからず影響はあったのだろうなと思います。
特に車の運転で信号が認識できなくなったのは本当にしんどかったですね。
免許が復活してもしばらく(半年くらい?)は必ず嫁さんがくっついてきて、一人で運転させてもらえませんでしたし・・・。
3年経った今では一人で普通に運転していますが、それでも天気などで体調悪い時はなるべく運転は控えるようにしています。
あとは仕事とかでも同時にマルチタスクは全然できなくなりましたし、なんなら音楽やテレビの音が邪魔して原稿書けなくなりましたし、すごくイライラしたり、易疲労でぐったりして寝込む時もありました。
易疲労になっても頑張ったほうがいい理由
脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)の易疲労は頭が疲れて動けなくなる問題。
めちゃくちゃ痛いわけではないのですが、頭の奥がキューっとなって苦しい感じです。
(表現が難しい・・・)
それでも易疲労はしんどくても、なるべくそういう環境で頑張ったほうがいいです。
理由は3つあって下記のものがあります。
- 社会復帰する上で必要
- 仕事するならなおさら必要
- 易疲労は脳細胞が再生されている証拠
1.社会復帰する上で必要
社会復帰するといろいろなストレスがかかります。
引きこもってニートとして生きていくなら、やぶさかではないですが、それでは社会的に生きていいるとは言えないと思うので・・・。
元のような生活に戻りたいならある程度の環境ストレスへの耐性は必要になります。
テレビや音楽が鳴っているだけでストレスではどうしようもありません。
2.仕事するならなおさら必要
これは言うまでもなく、1よりもさらに過酷な環境に身を置かねばならいない状況もあるでしょうし、仕事する上でマルチタスクなんて通常のことなんで、職業人として生きていくためにも必要になります。
障害年金をとれていても寝ているだけでは、QOL(人生の質)は低下してしまうのでリハビリはしておくべきだと思います。
3.易疲労は脳細胞が再生されている証拠
作業療法士さんによると、易疲労で頭がすごく疲れているときは脳細胞が【シナプス】を伸ばして再生している証拠と言われています。これは脳細胞の回路を繋ぎ直して手足の痺れや痛みを軽減するためにも、いろいろと作業して、疲れたら寝るを繰り返すほうがいいとのこと。
脳が。
フルエル・・・!
脳卒中と共に生きるということ
脳の障害は、一見普通に見えるので、傍目にわからなくても、いろいろ困ったことは起きます。
ヘルプマークなどを装備してなるべく周りの人に知らせて助けてもらいましょう。
あとは再発だけは危ないので、血圧などのモニタリンクはしっかりとね。
2025年は再び釣りに行くで!
いや、絶対に行こうw
温かくなったら、子アジ釣りからやなw
今年も一年お世話になりました。
また来年もよりよい情報提供できるように頑張ります。
ご質問・相談があれば、無料相談よりどうぞ。
どうぞ、よいお年を。
みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)