四十肩・五十肩? いいえ、それは脳卒中の後遺症。
こんにちは。ひですけです。
私自身、脳卒中を発症してこの6月22日でちょうど半年になりますが、この脳卒中ひろばを開設して、約5ヶ月が経とうとしています。
退院してから4か月目になろうとしてますけど、退院してから困っているのが、肩が痛いことです。
入院している時は作業療法士さんが毎日マッサージや運動してくれていましたが、家に帰るとまんべんなくは運動できてないので、その間にも脳からの指令が無く、どんどん筋肉が弱って痩せてしまいます。
酷い時には夜痛くて目が覚めて寝られない。
私もそんな日々を送っていますが、私のまわりの脳卒中やった人も、そんな経験を持つ人も少なくないように思います。
脳卒中の後遺症で厄介なのが、筋肉を弱らせ固くしてしまうクローヌス
脳卒中をすると脳の筋肉を動かす信号を出すところがやられてしまうのですが、
実はそれだけではなく、
動かなくなった手足と脊椎の間で信号が反響するように送りづづけられ、
筋肉をずっと緊張状態にしてしまう。
自分で腕や足を動かそうとした時に不意に手足が痙攣する「クローヌス」
を引き起こし、これが進むと下記のような「痙縮」(けいしゅく)を引き起こします。
画像引用元:てあしのつっぱり痙縮情報ガイド
結局のところ、脳卒中後の四十肩や五十肩もこの作用で筋肉が弱って他の筋肉に無理させて、痛みが出てくるものと感じており、療法士さんからもそういう症例は多いと聞いています。
四十肩、五十肩の原因となる筋肉『肩甲下筋』とは?
前回の記事でも書きましたが、肩甲下筋や僧帽筋上部線維が弱ってくると肩甲骨の動きに異常をきたし、弱った筋肉が悲鳴を上げて痛みを出すそれが四十肩・五十肩です。
私も痛くて夜中に目覚めて仕方なく、筋トレしたりするのですが、筋トレすると余計に目がさえて寝れなくなるなんてことよくありますけど、そうならない為にも日中、仕事中にも手軽に肩甲下筋をトレーニングできる運動をお伝えできればと思います。
肩甲下筋は肩甲骨の裏側から腕の付け根についている筋肉ですが、荷物の上げ下げなどをしないと日常生活ではあまり使わなくなってしまいます。
四十肩・五十肩に対する効果的な運動は?
肩甲下筋は肘でプッシュして体を持ち上げる
1.ソファーや椅子にもたれて楽な体制をして、背もたれに肘を押し当てる。
2.無理のない範囲で肘を押し当て体を押し上げてみて下さい。
ちなみにこれ、そんなにつらくは感じないかもしれませんが、
あまり調子にのってやりすぎると翌日とかにめっちゃ筋肉痛になって、筋肉痛の痛さで肩が上がらんことになってしまいますのでご注意を(笑)
経験者は語るwww
毎日やってると1週間もしないうちに肩の症状良くなってくると思います。
ただ、しばらくやらないとすぐに元に戻ってしまうので、こまめにやる癖をつけるといいと思います。
【余談】自宅でアパレルショップを始めました。
で、全然関係のない話で恐縮ですが、告知をひとつ。
Facebookからお越しの方にはすでにご存じの方もおられると思いますが、
実はこの6月にアパレルショップを始めました。
脳卒中になって、困っているのが今回の四十肩と同様に左手の痺れ。
こうしてブログを書くのも左手でうまくキーボードが打てず、何度も何度も何度も直しては決してまた打ってとやっているのですが、痺れがきついとなかなかそれも厳しいこともあり、比較的左手に負担がなくてもできるデザイン系の仕事を多くやるようにしていたのですが、画像作れるならできるじゃん!と思い軽い気持ちで始めさせて頂きました(笑)
といってもやることは
①BASEで無料でショップを立上げ、
②無料のデザインソフトで画像を作りショップに並べる。
③オンデマンド印刷サービスなので注文入ってから、製造して発送までしてもらう。
これだけです。
在庫も抱えないし持ち出しもない。実質ランニングコストは0円です。
私はデザインをかじっていたのでアパレルを始めましたが、
他に消費なるのであれば、ネットショップはやらないのはもったいないって思います。
もし興味がある人がいたら、私で良ければやり方教えますので、気軽に声かけて下さいね。
おかげさまでご好評をいただき、もう何枚かは発送させて頂いています。
突然、脳卒中になって、辛いこともしんどいことも多いですが、
せめて楽しく生きようと、そんな願いを込めて作っています。
良ければ応援頂けると幸いです。
後半告知になってしまいましたが、
次回は、脳卒中の天敵、血圧の謎について書いてみたいと思います。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪
みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)