脳出血の回復を助けてくれる食品とは?脳出血した料理研究家が調理例もご紹介!

リハビリ日記

趣味の料理40年。脳出血の料理研究家ひですけが考える「脳出血の回復を助ける料理」

ひですけ
ひですけ

脳卒中の料理研究家のひですけです。
私も脳出血組ですが、今日は趣味の料理40年の私が「脳出血の回復を助ける食材」を調べてみましたので、「調理例」なんかと共にご紹介したいと思います。

本記事にはAmazonアソシエイトのリンクが使われております。

脳出血とは

脳出血は、脳内の血管が破れて出血することで起こる脳卒中の一種の疾患です。

この状態は、脳組織への圧迫や損傷を引き起こし、さまざまな神経症状を引き起こす可能性があります。脳が壊れるのは同じなのですが、病理が異なり脳の壊れ方が異なるので、脳卒中の中でも脳梗塞とは分けて書いてみようと思います。

脳出血の回復を助ける食材

脳出血は動脈硬化で血管が固くなり、血圧も上がり毛細血管部分が裂けたりして出血することが多いので、まずはそのケアが大切です。

塩分はとらないことも重要ですが、特にこれからの季節(夏場)はあまりにも塩分をとらないと熱中症になりやすくなったり、筋肉の動作に障害が起きるのである程度はとるけど、血圧を上げないコントロールが必要です。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸は、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げる効果があります。
特にオメガ3脂肪酸であるDHAやEPAを多く含む青魚(サバ、アジ、イワシなど)は、血液の流れを改善し、脳卒中の再発予防に役立ちます。

オメガ3脂肪酸は魚臭くて苦手だという方もいるでしょうが、最近ではオメガ3脂肪酸に体内で変化する無味無臭なMCTオイルなんかもあるので、ヨーグルトにブルーベリーなど果肉を入れて、そこにかけてたべるのもおすすめです。

食物繊維

食物繊維は、余分な脂質や糖質、ナトリウムを体外に排出する効果があります。海藻類や葉物野菜、果物に多く含まれる水溶性食物繊維と、イモなどの根菜類や豆類に多く含まれる不溶性食物繊維の両方をバランスよく摂取することが大切です

サツマイモやカボチャをよく洗いレンチンするのも、一品にも付け合わせにもなりますし、おススメです。

カリウム

カリウムはナトリウムの排泄を助け、高血圧の予防に有効です。バナナやメロン、アボカドなどの果物、ブロッコリーやほうれん草などの野菜、さつまいもなどの芋類に多く含まれています。

ほうれん草とブロッコリーのガーリックソテー
1.ほうれん草は洗ってざく切りにし、ブロッコリーは小房に分けて茹でる。
2.フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、香りが出るまで炒める。
3.茹でたほうれん草とブロッコリーを加え、塩・こしょうで味を調えながらさっと炒める。

タンパク質

タンパク質は、筋肉や血管を構成する重要な栄養素です。肉、魚、卵、大豆製品などからバランスよく摂取することが推奨されます。

個人的なおススメは豆腐やアゲです。
肉ばかりだとコレステロールも高く、動脈硬化になりやすいですが、肉7にして、残りの3をアゲにするというのもカロリーも減らせますし、アゲが肉汁吸ってめっちゃうまいです。

もしよかったら試してみて下さいね。

摂取を控えるべき食材

塩分

塩分の過剰摂取は高血圧の原因となります。しょうゆや味噌などの調味料、加工食品に注意が必要です。

あとハムやベーコンなどの加工肉の中にも塩分はそうとは言っているので、食べる場合はカリウムや食物繊維を多く含む食品と一緒にとって、排出もうまくコントロールしてくださいね。

例えば、ハムサンドにするならレタスと一緒にとか、カルボナーラにするなら湯掻いたブロッコリー入れるとかもおススメです。

ひですけ
ひですけ

塩もできるだけ生成したものではなく天然のものを使うとナトリウム量が相対的に低くなりますし、精製したものでは味の素の「やさしお」がナトリウムを控え目に作られています。
ちなみに我が家はピンクヒマラヤ岩塩を使っています。

飽和脂肪酸とトランス脂肪酸

動脈硬化を促進するため、バター、ラード、チーズなどの動物性脂肪や、加工油脂を含む食品の摂取をなるべく控えましょう。(魚類を除く動物性の油は危険です)

糖質

過剰な糖質摂取は血糖値の急激な上昇を招き、血中濃度は高くなると血管内でネバネバし、動脈硬化を促進します。特に果糖ブドウ糖液糖などを多く含む清涼飲料水や、菓子パンなどの糖質が高い食品も極力控えるべきです。

果糖ブドウ糖液糖は、トウモロコシのでんぷんを原料として作られる甘味料で、ぶどう糖(グルコース)と果糖(フルクトース)の混合液です。
この甘味料は、清涼飲料水や栄養ドリンク、ガムシロップ、焼き肉のたれなどの調味料に広く使用されています。
異性化糖とも呼ばれ、日本農林規格(JAS)では果糖含有率によって以下のように分類されています。

① 果糖含有率50%未満:ぶどう糖果糖液糖
② 果糖含有率50%以上90%未満:果糖ぶどう糖液糖
③ 果糖含有率90%以上:高果糖液糖

果糖ブドウ糖液糖は、しょ糖(砂糖)よりも甘味が強く、特に低温での甘味が強いため、冷たい飲み物に適しています。また、砂糖と比べて価格が安いため、多くの食品メーカーが使用しています。ただし、過剰な摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

私も甘いものは好きなので困るのですが、なるべく上記の果糖ブドウ糖液糖には注意しています。

ひですけ
ひですけ

チョコやあんこは食うけどねw

うさきち
うさきち

せやし体重増えんねんww

ひですけ
ひですけ

グサッ!

うさきち
うさきち

血でてんでww

ひですけ
ひですけ

そんなことないよ

食事のポイント

脳出血の回復期における食事のポイントは、バランスの良い食事を心がけることです。

適切なエネルギー摂取を意識し、塩分や糖質を控えめにし、必要な栄養素をバランスよく摂取することが重要です。

ひですけ
ひですけ

あというまでもなく血圧をしっかり測ってモニタリングしておくことです。
上(収縮期)の血圧が140とかで脳血管が破裂することはないのですが、
170とか180とかで放置してると、いつ破裂してもおかしくないです。
家に血圧計はあるでしょうがない場合はひとつくらいは買っておきましょうね。

まとめ

脳出血の回復には、適切な食事が不可欠です。

不飽和脂肪酸、食物繊維、カリウム、タンパク質を含む食材を積極的に摂り、塩分、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、糖質の摂取を控えることが推奨されます。日々の食事でこれらのポイントを意識することで、脳出血の回復をサポートし、再発予防にもつながります。

意識すると意外と簡単にできますけど、
意識しない限り絶対にできません。

結局はどれだけ自分問題にできるかってことですね。

みなさんのコメント (コメントは敬意をもってお願いします)

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします。
タイトルとURLをコピーしました