脳卒中後に4割の人が鬱状態になる主な原因
実は、脳卒中を経験した人の約4割が、何らかの形で鬱の症状を抱えると言われています。
それは、脳のダメージだけでなく、突然変わる生活、思い通りに動かない体、先の見えない不安など、たくさんの要素が絡んでいます。

病気なのだから「気持ちが沈むのは仕方ないよ」と言われても、
毎日眠れないくらいの痛みが続けば、前向きになんてなれません。
1. 脳の損傷による神経化学的な変化
脳卒中後に脳の一部が損傷を受けると、感情や気分をコントロールする神経伝達物質(セロトニン、オキシトシン、ドーパミン)が乱れることがあります。これによって、気分が不安定になり、心の回復が遅れることがあります。しかし、脳は驚くほどの再生力を持っており、適切な治療とリハビリで改善していくことができます。
2. 身体的な制約や痛み
今まで動いてた体いきなり自由にうごかなくなり、それどころか、麻痺や痙縮など今まで経験もしたこともない遺体が加わるのですから、相当なストレスとなります。

ビリビリ痺れる麻痺の痛みも不快ですが、何より痛いのが痙縮の痛み。
骨を無理やり曲げるみたいな強烈な痛みが泣きそうになります。

てんかんを和らげる薬で脳からバグった信号をマイルドにすると少しマシになるで
リリカとかテグレトールとか。
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環境が全て一変し、慣れ親しんだルーチンが崩れるのは、精神的に大きな負担になります。
今までの生活とは全く違った世界にいきなり放り込まれた感じになります。
家族や気のいい仲間ともいきなりあえなくなりますし、たばこやお酒なんかも全てできなくなります。
4. 自己評価やアイデンティティの喪失
いままでできなかったことが前触れもなくある日突然できなくなるのもかなり凹むのですが、会社に復帰できなかったりしたらどうしようとか、職を失ったらどうしようと自分のアイデンティティーをなくすのではないかと不安になります。
特に運転系の仕事をしている人にとって免許が使えなくなる問題なので、いきなり生活も死活問題になってきます。
5. 治療や薬の副作用
薬の副作用で気分が不安定になることもありますが、その影響を正しく理解し、医師と共に最適な治療法を見つけることが大切です。薬の調整を行いながらも、自分のペースで前に進んでいける道は必ずあります。
6. 予期しない病気や障害の発症
脳卒中後に別の病気や障害が発症することもありますが、どんな困難にも必ず解決策はあります。腱板損傷などの併発は、精神的に追い込まれる原因となることもありますが、それを乗り越えるためのサポートが存在します。心身ともに疲れていると感じたときこそ、休む勇気も必要です。
私の場合は「腱板損傷」が原因でした。
脳卒中後、さらに左肩の腱板を痛めてしまい、拘縮で筋肉が動かしにくくなり、激痛で腕が上がらない、何日も痛くて眠れない、リハビリも痛くてうごかせないので、思うように進まない。
でも、少しずつ前を向けるようになったのは、以下の5つの行動でした。

車が揺れるだけでも激痛だったのっで、
本当に心も体も同時に追い込まれて、正直、しんどかった。

あの時は見ててもかわいそうやった・・・。
① 薬+リハビリで痛みを取る
まず、痛みを我慢しないことが大切でした。
リハビリのOT(作業療法士)さんの勧めで、整形外科に受診してステロイド注射をして、薬やリハビリを組み合わせて、少しでも動かせるようになると、心も少し軽くなります。
② 腸活と食生活でセロトニンを増やす
鬱と言ったら対抗手段は「セロトニン」
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの多くは腸で作られます。
発酵食品や食物繊維を意識して食べるようにして、腸から元気になるイメージで取り組みました。

③ 太陽を浴びて軽く運動
朝、日差しを浴びるだけでも気分が変わります。
軽い散歩やストレッチで、心も体もスッキリしてくるのを実感しました。
運動できなきゃ、外でピクニックとかひなたぼっことか河原やベンチでコーヒー飲むのでもOK

ひですけ、外でカレーメシ食うてたねww

コーヒーも飲んだしカレーメシも食ったよ。
満足満足w
でもたったこれだけでもええのよ。
④ 趣味で気分転換
小さな「楽しい」を大切にしました。
好きなゲームしたり、アニメを観たり、できる範囲で料理したり・・・短時間でも好きなことをすると、気分が切り替わります。
⑤ 熱中できることを見つける
「夢中になれるもの」があると、落ち込みに引っ張られにくくなります。
私は創作やマーケティングに取り組むことで、自分の時間が豊かになっていきました。

それに私の場合は、この『脳卒中ひろば』があったので、調べて記事書いて・・・ってしてたら、意外と時間は過ぎたのよね。

めちゃくちゃ充実しとるやんww

自分の人生を楽しくできるのは自分しかいないからね。
できる範囲でたのしいことやればいいのよw
ひとりで悩まないで
落ち込むのは自然なこと。でも、それを抱え込まないでください。
話すだけで少し楽になることもありますし、必ず支えてくれる人や方法が見つかります。

まとめ
- 脳卒中後約4割の人が鬱になる
- ひですけも腱板損傷で鬱っぽくなった
- 乗り越えた方法
➀薬でもいいので痛みを取る
➁鬱といえばセトロニン。セトロニンの多く含む食事
➂お日様浴びて運動せよ
➃趣味で気分転換
➄熱中できることを見つける
➅一人でふさぎこんじゃダメ。
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